ガラスコーティングって本当に効果ある?3年間水洗いOKと言われたけど…
シエンタを購入したとき、「約4万円相当のガラスコーティングが無料でついてきますよ」と案内されました。
「3年間は水洗いだけでOK」「洗車機に入れても問題なし」と言われて、正直ラッキー!と思っていたのですが…。
実際に乗って数ヶ月、「そもそもガラスコーティングって何がどう良いの?」「効果って見えるの?落ちたらどうなるの?」といった疑問がふつふつと出てきました。
今回は、そんな車初心者の私が感じた“リアルなガラスコーティング体験”を本音でお届けします。
ガラスコーティングを検討している方や、すでに施工済みだけどイマイチ実感がない…という方の参考になれば嬉しいです。
納車時に無料施工!約4万円相当のガラスコーティングって?
シエンタを購入したとき、ディーラーさんから「今ならキャンペーン中で、約4万円相当のガラスコーティングが無料で施工できますよ」と言われました。
正直、車のことはそこまで詳しくないので「それってお得なんですか?」と聞いたところ、
「3年間は水洗いだけでOKですし、洗車機に入れても問題ありません」という説明を受け、安心してお願いすることに。
実際、納車後の洗車はすべて水洗い洗車のみ。
ゴシゴシこすったり、ワックスをかけたりする必要もなく、「楽ちんでありがたいな〜」と思っていました。
ただ、あるときふと思ったんです。
「ガラスコーティングって、どうなってたら“効いてる”状態なの?」
「落ちたらどうなるの?どうやって見分けるの?」と。
そんな疑問が出てきたのは、おそらく“効果を目で実感しにくい”からだと思います。
見た目はそれなりにツヤもあるし、雨も弾いてる…気がする。でも、本当にコーティングされてるのか自信がない。
ということで、次は「ガラスコーティングとは何か?」を、初心者なりにまとめてみました。
そもそもガラスコーティングって何?ワックスとどう違う?
「ガラスコーティングって、なんとなくボディが守られる感じがする」
そんなふうに思っていた私ですが、改めて調べてみるとこんな特徴がありました。
▶ ガラスコーティングとは?
車のボディ表面にガラス成分の保護膜を形成して、汚れ・水・紫外線・小キズなどから塗装を守る加工のこと。
硬化タイプの液剤を塗布して「透明な膜」を作るので、見た目にはわかりづらいですが、効果は長持ちすると言われています。
▶ ワックスやポリマーコートと何が違うの?
- ワックス:油性。ツヤは出るが、雨で流れやすく頻繁な塗り直しが必要
- ポリマーコート:樹脂系。効果はワックスより長いが、数ヶ月で効果が薄れる
- ガラスコーティング:無機ガラス成分。耐久性が高く、1〜3年効果が持続
こうして比べてみると、ガラスコーティングは耐久性が高くて手間も少ないという点で、たしかに「水洗いだけでOK」と言われる理由がわかってきました。
とはいえ、こちらの記事でも書いたように、実際に水洗いだけでどこまで汚れが落ちるかは気になるところ。
私のような初心者には「守られてる感覚」がつかみにくいのも正直なところです。
このあたりの感覚を、次は“実際に使ってみてどうだったか”という体験談から掘り下げてみます。
実際に数ヶ月使ってみて…正直よくわからない?
納車から数ヶ月、洗車はすべて水洗い+洗車機だけで過ごしています。
たしかに、ツヤはあるし、雨をはじいているような気もする。でも、正直「すごい効果!」という感じはあまりありません。
汚れが完全につかないわけでもないし、花粉や黄砂の時期はしっかり汚れます。
それを水で流すとき、「これがコーティングのおかげなのか、ただの水圧なのか」よくわからないんですよね…。
「コーティングされてる実感」って、どこで感じればいい?
感覚的には、拭き取りのときに汚れがスルッと落ちるような気はします。
ただ、このときの記事でも書いたように、タオルの吸水性が弱いと余計に実感しづらいんですよね。
また、洗車後の見た目に「いつもピカピカ!」という状態を期待していたんですが、実際は“普通にキレイ”くらい。
コーティングしてない車との差が、ぱっと見ではわかりにくいというのが正直な感想です。
でも、やってなかったらもっと汚れてたかも…?
一方で、ガラスコーティングをしていなかったら、水アカや雨ジミがもっと目立っていたかもとも思います。
それを“目立たない程度に抑えてくれている”と考えると、地味だけど確かに仕事はしているのかも…という気も。
次は、そんな「ガラスコーティングの効果が落ちたらどうなるの?」という疑問についても掘り下げてみます。
ガラスコーティングって、落ちたらどうなるの?
コーティングって、見た目でハッキリ「剥がれた!」とわかるものではありません。
でも、落ちてくると少しずつこんな症状が出てくるようです。
- 雨ジミ(水アカ)が落ちにくくなる
- 拭き取り時の滑りが悪くなる
- ボディがざらついた感じになる(鉄粉など)
- ツヤ感がなくなり、くすんだ印象になる
こうした変化は少しずつ進行するため、「気づいたら全体的に汚れやすくなってた…」というパターンも多いようです。
判断が難しいときはプロに見てもらうのもアリ
コーティングが効いているかどうかは、目視や水はじきだけでは判断しにくいこともあります。
不安な場合は、カー用品店やディーラーで無料の撥水チェックや診断をしてもらえる場合もあるので、気軽に相談するのもおすすめです。
ちなみに我が家では今のところ「撥水してる…気がする」という段階ですが、これから夏を越えてどうなるかは観察を続けていこうと思っています。
維持費の視点で見ると、ガラスコーティングは決して安い施工ではありません。
そのあたりのバランス感覚は、こちらの記事でも触れていますので、気になる方はあわせてチェックしてみてください。
まとめ:ガラスコーティング、ありがたいけど正直まだ半信半疑
今回、シエンタ購入時に約4万円相当のガラスコーティングを無料施工してもらい、実際に数ヶ月水洗いだけで過ごしてきました。
「やっておいてよかった」と思う反面、「それって本当に効いてるの?」という疑問もずっとつきまとっています。
効果が“実感しづらい”という点では、初心者にとってはややハードルの高いケアかもしれません。
ただ、これが有料だったとしてもお願いしていたか?と聞かれると…正直悩むところです。
無料だからこそ「ありがたく受けた」という感じで、価格に見合う価値を感じるには、まだもう少し時間が必要だと思っています。
とはいえ、汚れが落ちやすい、水が弾く、手間がかからないといった面では、地味に助かっているのは事実です。
過度な期待さえしなければ、コーティングは“ラクするための備え”としてはとてもアリだと感じています。
シエンタの洗車やレビューについては、以下の記事でも詳しく紹介しているので、よければ参考にしてください👇
▶︎ シエンタの洗車どうしてる?リアルな本音
▶︎ 【レビュー】シエンタを選んでよかったこと&ちょっと後悔したこと
これからガラスコーティングを検討している方の参考になれば嬉しいです!
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