2025年から車検ルールが変わった?シエンタオーナーが知っておきたい最新ポイントまとめ

2025年4月から車検制度が大きく変わったことをご存じですか?
シエンタのように最新の電子制御システムを搭載した車には、新たに「OBD検査」が義務化されるなど、従来と違う対応が必要になってきています。

本記事では、変更点のポイントと注意点をシエンタオーナー向けにわかりやすく解説
「自分のシエンタは対象?」「費用や手間はどうなるの?」といった疑問にもお答えします。

忙しい方にも嬉しい、出張車検や比較サービスなど便利な車検方法もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

2025年、車検制度が大きく変わった?

「車検のルールが変わったらしいけど、自分のシエンタはどうなるの?」
そんな疑問を感じた方も多いのではないでしょうか。

2025年4月から、車検を受けられる期間の延長や、電子制御系の故障検出(OBD検査)などが正式に導入され、私たちユーザーにも影響が出てきています。

この記事では、シエンタオーナーが押さえておきたい車検の新ルールを、実際の影響や注意点とともに分かりやすく解説します。

後半では、【EPARK車検】【セイビーの出張車検】など、 今後注目の車検サービスもご紹介していますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

2025年4月施行|車検ルールがこう変わった!

✔ 車検が2か月前から受けられるように

これまで車検は満了日の1か月前からしか受けられませんでしたが、2025年4月からは満了日の2か月前から受検可能となりました。

たとえば満了日が6月30日の場合、4月30日からいつでも車検を受けられます。
これにより、年度末などの混雑を避けやすくなり、余裕をもって車検の予約・準備ができるようになりました。

もちろん、早めに受けても車検の有効期限は変わりませんので安心です。

✔ 自賠責保険の更新タイミングも同じに

自賠責保険も車検と同様、満了日の2か月前から更新が可能になりました。
これにより、保険の更新と車検をまとめて早めに済ませることができるようになります。

詳しい費用や目安は、シエンタの車検費用はいくら?2025年版まとめでも詳しくご紹介しています。

2024年10月から本格導入|OBD検査ってなに?

近年の車は、エンジンやブレーキ、ステアリングなど多くの機能が電子制御で管理されています。
こうした装置の不具合を検出するため、2024年10月から「OBD(車載式故障診断装置)検査」が本格的に導入されました。

✔ OBD検査で何をするの?

車に搭載されているコンピューター(ECU)に接続し、過去に記録された故障コード(DTC)を読み取る検査です。たとえ警告灯が消えていても、内部にエラーが記録されていれば車検不合格になる可能性もあります。

✔ シエンタは対象なの?

基本的に、2021年10月以降に発売された新型車(フルモデルチェンジ含む)は対象になります。
現行のシエンタ(10系)は2022年登場のモデルなので、原則としてOBD検査の対象になります。

ご自身の車検証の備考欄に「OBD検査対象車」と記載されていれば、確実に検査の対象です。

✔ 費用はかかる?

OBD検査は法定手数料として400円が加算されます。
ただし、エラーが出た場合の修理費用は別途発生するため、事前点検が重要です。

OBD検査の影響や、車検業者の比較については
シエンタの車検はどこが安い?比較ガイドの記事もあわせてご参考ください。

どんな装置が対象?電子制御システムのチェック項目

OBD検査で読み取られるのは、ただのエンジン異常だけではありません。
現在のシエンタを含む多くの車に搭載されている、安全装備や排出ガス制御に関わる装置が対象になります。

✔ 主な検査対象システム

  • ブレーキ系統(ABS、ESC、衝突被害軽減ブレーキなど)
  • ステアリング系(電動パワーステアリングなど)
  • 自動運転支援(レーンキープ、アダプティブクルーズコントロールなど)
  • 排出ガス系(O₂センサー、EGR、触媒など)

これらはすべてコンピューター制御されており、異常が記録されていると、警告灯が消えていても「エラー」と判断される可能性があります。

特に、安全装備の誤作動や未整備は走行中の危険にもつながるため、早めの整備・診断が重要です。

点検や整備費用の目安については、シエンタのメンテナンス費用ガイド(2025年版)もあわせてご覧ください。

2025年7月から整備記録や資格制度にも変化が

車検や整備に関わる制度は、電子制御の進化にあわせてさらに見直されています。
2025年7月からは整備記録の電子保存や、整備士制度の見直しなどが新たに施行されました。

✔ 点検整備記録簿は「電子保存」が可能に

これまでは紙での保管が基本だった点検整備記録簿が、スマホやPCなどでの電子保存も認められるようになりました。ただし、明確に保存・提示できることが条件とされており、信頼性のある保管方法が求められます。

✔ 整備士資格の要件も見直しへ

自動運転技術の普及を見据え、将来的にはレベル3以上の自動運転機能を搭載した車の検査は「1級整備士」限定となる方針です。この新ルールは2029年に本格施行予定ですが、今から資格取得や人材育成が進められています

✔ オンラインでの研修や講習も導入

検査員や整備士向けの法令研修・更新講習などが、オンラインでも受講可能となりました。
整備業界にとっては学び直しの機会が増え、より高度な電子制御に対応しやすくなっています。

将来的な整備タイミングの目安や、プロに任せるポイントは
シエンタのメンテナンス時期ガイドで詳しくまとめています。

シエンタユーザーはここに注意!

✔ 自分の車がOBD検査対象かを確認

まずは車検証を確認しましょう。備考欄に「OBD検査対象車」と記載されていれば、検査の対象です。
現行型のシエンタ(10系・2022年以降発売)は基本的に対象と考えて問題ありません。

✔ 警告灯が消えていても油断しない

一度でもエラーが記録されていると、不合格になる可能性があります。
そのため、事前点検でスキャンしてもらうことが重要です。ディーラーや整備工場での診断をおすすめします。

✔ 車検業者選びも重要

OBD検査対応の機器を備えた業者を選ぶ必要があります。
特にユーザー車検を検討されている方は、OBD検査が導入されている車両ではハードルが高くなる可能性があります。

便利なサービスでラクに車検を通す

忙しい方や整備工場へ行く時間がとれない方には、ネットで予約&自宅で完結できる車検サービスが注目されています。ここでは、シエンタユーザーにも人気の3つのサービスをご紹介します。

✅【EPARK車検】全国対応!簡単比較で最安値が見つかる

【EPARK車検】は、全国の車検工場をまとめて比較&予約できるポータルサイトです。
料金・口コミ・距離などをもとに、自分に合った業者を簡単に探せるのが魅力。

  • ディーラー、整備工場、カー用品店など幅広く掲載
  • 車検ごとに割引クーポンも用意されていることも
  • 24時間ネット予約OK

とにかく「どこが安くて信頼できるか知りたい!」という方におすすめです。

✅【出張車検のセイビー】整備士が自宅に来てくれる!

【出張車検のセイビー】は、国家整備士が自宅に来てその場で点検・整備をしてくれる画期的なサービスです。
時間がない方や、小さなお子さんがいる家庭にも好評です。

  • 予約から完了までオンラインで完結
  • 土日祝・夜間対応もあり
  • 最短で即日対応可能なケースも

工場へ行く手間を省きたい方にとって、非常にありがたい選択肢です。

✅【カーセンサー車検】信頼できる店舗を口コミで選べる

【カーセンサー車検】は、中古車情報でおなじみ「カーセンサー」が提供する車検業者比較サービスです。
実際のユーザーの口コミ評価が見られるので、安心感もバッチリ。

  • 整備内容・料金を明記した見積りが届く
  • 納得してから予約できるからトラブルも少ない
  • 自分のペースでゆっくり検討できる

初めて車検業者を選ぶ方や、信頼重視の方におすすめです。

まとめ|今後の車検は“早め”と“電子データ重視”がカギ

2025年以降の車検制度は、「早めの対応」「電子制御のチェック」が大きなポイントになってきます。

  • 車検は2か月前から受けられるようになり、混雑を回避しやすくなった
  • OBD検査の導入で、電子制御装置の異常もチェック対象に
  • 整備記録や資格制度も時代に合わせて電子化&高度化

特に、現行のシエンタにお乗りの方はOBD検査の対象となるため、警告灯が出ていない=安心ではありません
日頃の点検と、信頼できる整備業者・サービスの選択が大切です。

今回ご紹介した車検費用や比較情報については、以下の記事でもさらに詳しくまとめています。
ぜひあわせてチェックして、賢く・安心して次回の車検を迎えてくださいね。

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