シエンタの純正オプション、どこまでつけるべき?
新車購入時や中古車選びの際、「純正オプションってどこまで付ければいいの?」と悩まれた方も多いのではないでしょうか。
シエンタには便利な装備がたくさんありますが、すべてが必要とは限りません。筆者は中古でシエンタを購入しましたが、実際についていたオプション・付いていなかったオプションを使ってみた結果、「これはあってよかった!」「正直いらなかったかも…」と感じたものがはっきりと分かれてきました。
この記事では、そんな実体験をもとに、シエンタの純正オプションのリアルな評価をお伝えします。
実際につけてよかった!と感じた純正オプション
まずは、実際に使ってみて「これは付いていて本当に良かった」と感じた純正オプションをご紹介します。毎日の運転やちょっとした使い勝手を快適にしてくれる装備ばかりなので、これから購入される方は参考にしてみてください。
バックモニター・ナビ連動カメラ
バックモニターは、車両後方の映像をナビ画面に映し出してくれる装備で、特にバック駐車の際に大きな助けとなります。
シエンタの場合、ステアリング操作に連動してガイド線が動くタイプが多く、自分がどこに向かってバックしているのかが直感的にわかるのが魅力です。
車幅感覚や後方確認に自信がない方でも、駐車枠の左右・縁石との距離などがひと目で把握できるので、精神的な負担がかなり軽減されます。
筆者自身、これがあるとないとでは「駐車ストレス」がまったく違うと実感しています。狭い駐車場や子どもがいるご家庭では特に重宝するオプションです。
ブラインドスポットモニター(BSM)
これはサイドミラーの死角に他の車がいると、ミラーの内側にオレンジ色の警告ランプが点灯する安全装備です。ウインカーを出して車線変更しようとすると、点滅や警報で教えてくれることもあります。
筆者も実際に使っていて、「車線変更時に後方車に気づけてヒヤッとしなかった」経験が何度もあります。地味ですがかなり頼れる機能で、これは“つけてよかった!”と強く感じています。
特に高速道路や幹線道路を走ることが多い方には、心からおすすめしたい装備のひとつです。
スマートキー・オートリトラミラー
スマートキーは、キーをポケットやバッグに入れたままで、ドアの施錠・解錠・エンジン始動までがすべて可能な便利装備です。特に荷物や子どもを抱えているときには、いちいち鍵を取り出さなくて済むのが本当に助かります。
また、オートリトラミラー(自動格納ミラー)はドアをロックすると自動でサイドミラーが格納される機能。これがあると、「ちゃんとロックしたかな?」と不安になったときでも、ミラーの開閉状態で施錠状況が一目でわかるため安心です。
筆者はこれまで何度も「ロックし忘れたかも」と振り返る癖がありましたが、この機能のおかげで無意識レベルで確認できるようになりました。些細な装備に見えて、毎日のストレスを減らしてくれる優秀なオプションです。
パノラミックビューモニター(なかったけど、あればよかった装備)
筆者の中古シエンタには搭載されていませんでしたが、試乗車で体験したときに「これは便利!」と実感したのがこのパノラミックビューモニター。
これは、車の前後左右に取り付けられたカメラの映像を合成し、まるで真上から見下ろしているような視点で周囲を確認できるモニター機能です。
縦列駐車や狭い道のすれ違いなどで死角を減らせるため、特に運転に不安のある方や大きめの車に慣れていない方には心強い装備だと感じました。
中古車では搭載車両が限られるため、条件にあれば優先的にチェックしたいオプションです。
置くだけ充電(未装備だったけど欲しかった)
純正オプションとして設定されている「ワイヤレス充電」は、スマホユーザーにはかなり便利。筆者の車には付いていませんでしたが、毎回ケーブルを差すのが面倒で、あったら嬉しい装備だと感じました。
なお、後付けでも便利なグッズは多数あります。詳しくは以下の記事も参考にしてください。
DVD再生機能付きナビ
中古で購入した際に付いていたのがDVD再生機能付きの純正ナビ。便利そうに見えますが、走行中は映像が映らず、ほとんど使う機会がありませんでした。
今はスマホやタブレットで動画を見る時代。車内Wi-FiとiPadがあれば、YouTubeやNetflixなどのエンタメを家族で楽しむことができます。
▶ iPad×車内Wi-Fiでドライブが変わる!わが家のエンタメ活用法
DVDプレイヤーにこだわるより、ストリーミング視聴前提の環境づくりがおすすめです。
ディーラーで勧められがちだけど、ちょっと再検討したいオプション
ディーラーで見積もりを出してもらうと、セットのように付いてくるオプションがありますよね。でも、よくよく調べてみると「これ、本当に必要?」と感じるものも少なくありません。
ここでは、勧められることが多いけれど、予算や使い方によっては見直しを検討したいオプションを紹介します。
純正フロアマット・バイザー
見積もりに入っていることが多い定番オプションですが、社外品でも十分高品質で安価なものが多数あります。特に楽天やAmazonで比較すれば、半額以下で手に入ることも。
純正ドライブレコーダー
ディーラーで勧められる定番オプションのひとつですが、前後カメラ・高画質・駐車監視機能などにこだわる方は、社外品の方が機能・コスパともに優れていることもあります。
▶ シエンタにおすすめのドライブレコーダー2025|前後2カメラ・高画質モデルを厳選
購入後に「やっぱりもっと良いのがよかった…」とならないように、事前に比較しておくのがおすすめです。
純正じゃなくてもOK!後付けで十分だった装備たち
「純正でなくても便利にできる」グッズは意外と多くあります。特に収納や後部座席まわりの快適性アップは、後からの工夫でも対応可能です。
まとめ|純正オプションは「使うかどうか」が選ぶ基準
シエンタの純正オプションは、便利なものもあれば「意外と使わないな…」と感じるものもあります。
新車購入時にあれもこれも付けたくなる気持ちは分かりますが、実際の使い方や家族構成、使用頻度をもとに優先順位を決めるのがポイント。
中古車の場合は選べない部分もありますが、その分「後付けで補う」柔軟さも大切です。自分に合った装備の選び方で、快適なシエンタライフを手に入れましょう!
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