これまであまり意識してこなかったのですが、梅雨が近づいてきた今、ふと「車内って意外と湿気がこもりやすいのでは…?」と気づきました。考えてみれば、雨の日に濡れた傘を持ち込んだり、湿ったままのフロアマットに気づかず放置していたりと、湿気がたまりやすい要因はたくさんあります。
しかもそのまま放っておくと、カビが生えたり、なんとも言えないニオイが発生したり…。せっかくお気に入りの愛車に乗るのに、そんな不快な空間にはしたくないですよね。
そこで今回は、梅雨前にやっておきたい「車内の湿気・カビ対策」について、実際に自分でもできる簡単なアイデアをいくつかまとめてみました。これまで特別な対策をしていなかった私が、「これならすぐに取り入れられそう!」と感じた方法ばかりです。
1. 除湿剤をシート下やドリンクホルダーに設置
まず取り入れやすいのが、カー用の除湿剤。ホームセンターやカー用品店などで手軽に購入できるもので、シート下やドリンクホルダー、トランクの隅など、湿気がこもりやすい場所にポンと置くだけ。
私もさっそく試してみたのですが、密閉された車内でも空気がなんとなくスッキリしているように感じました。特に雨の日に車に乗ったあとは、設置している安心感があるだけで気持ちが違います。
2. サーキュレーターや送風グッズで空気を循環
車内の空気がよどむことで湿気もたまりやすくなります。そんなときに役立つのが、車載用の小型サーキュレーター。USBで動作するものもあり、エンジンを切っていても使えるタイプもあります。
風を循環させるだけで、湿気や熱気が一カ所にとどまるのを防げるので、カビの予防にも効果的。小さなお子さんやペットを乗せることがある方にもおすすめです。
3. フロアマットはこまめに外して乾かす
雨の日に乗り込んだあと、意外と水分を含んでいるのがフロアマット。特にゴムタイプではなく布製のものを使っている場合、湿気が抜けずにこもりがちです。
週末の晴れた日などに、フロアマットを外してベランダや玄関先に干すだけでも、湿気対策としてはかなり効果的。ついでに掃除機やブラシで汚れを落としておくと、ニオイ予防にもつながります。
4. エアコン内部のカビ予防も忘れずに
湿気がたまりやすい場所といえば、エアコン内部も要注意です。特に梅雨から夏にかけてエアコンを頻繁に使いはじめる時期、「なんかカビ臭い…?」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
ディーラーやカー用品店では「エバポレーター洗浄」というサービスがあり、エアコン内部のカビやホコリを除去できます。費用は5,000〜10,000円程度とやや高めですが、快適性は格段にアップします。
5. 窓の曇りにはシリカゲル&撥水対策も有効
雨の日の運転で困るのがフロントガラスの曇り。除湿剤とあわせて、曇り止め効果のあるシリカゲル(乾燥剤)や、窓ガラス用の撥水コーティングもおすすめです。
撥水コーティングは、視界の確保だけでなくカビや汚れの付着防止にもつながります。おすすめのアクセサリー特集でも、雨の日グッズとして紹介しています。
6. 荷物を減らして「湿気のたまり場」を作らない
収納スペースが多いシエンタですが、ついつい物を詰め込みすぎていませんか?
実はその“ごちゃついた空間”こそ、湿気がこもりやすいポイント。
シート裏や後部座席のポケットに詰め込みすぎていないか、収納アイデアの記事を参考に、見直してみるのもおすすめです。
まとめ:梅雨に入る前に、ほんの少しのひと手間を
車内の湿気対策は、特別なことをするというより、ちょっとした意識と習慣の積み重ねが大切だと感じました。
今回ご紹介した対策は、どれも簡単でコストもあまりかかりません。
これまで湿気対策なんて考えたこともなかった私でも、「これはやっておいてよかった」と思える方法ばかりでした。
同じように感じている方の参考になれば嬉しいです。
その他の快適グッズや便利アイテムについては、以下の記事もぜひ参考にしてください👇
▶︎ シエンタにおすすめの車内グッズ5選
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