2025年5月11日(日)、我が家の愛車シエンタ(5人乗り・ハイブリッド)で挑んだ第5回の道の駅巡り。今回は大阪と和歌山を中心に、なんと1日で12か所の道の駅を制覇してきました。
これまでにも、福井の道の駅(前編)、福井の道の駅(後編)、京都の道の駅などを巡ってきましたが、今回は一気に距離を伸ばし、288kmを走破。平均燃費は25.4km/Lと、シエンタの燃費性能に改めて感動しました。

出発は早朝。まずは大阪最南端の「道の駅 みさき 夢灯台」からスタートしました。
道の駅 みさき 夢灯台|新鮮な海の幸と活気ある朝市
今回の旅のスタートは、大阪府最南端に位置する「道の駅 みさき 夢灯台」。大阪湾を望む高台にあり、地元の新鮮な魚介類や野菜が手に入る直売所が魅力の施設です。特に干物や寿司など海の幸が人気で、朝から活気ある雰囲気に包まれていました。

私たちが訪れたのは朝の早い時間。まだ人も少ない中、旬のいちごが手頃な価格で並んでいて迷わず購入。さらに、道の駅の外にある唐揚げ屋さんではイカの唐揚げをテイクアウトしました。これが朝からしっかり味で大満足。揚げたての香りと歯ごたえがたまりません。
施設内には展望テラスもあり、朝の空気と海風を感じながらのんびり過ごすことができるスポットでした。
とっとパーク小島|海にせり出す絶景の釣り公園
「道の駅 みさき」からすぐ近くにあるのが「とっとパーク小島」。正式には道の駅ではないものの、釣りや海の絶景が楽しめる施設として非常に人気があります。海に突き出した釣り桟橋が印象的で、訪れた日も多くの釣り人たちでにぎわっていました。

私たちは釣りこそしませんでしたが、展望スペースから眺める大阪湾の景色が最高でした。海風に吹かれながら小休憩し、のんびりとした時間を過ごせる場所です。ドライブの途中に立ち寄るにはちょうど良いリフレッシュポイントになりました。

道の駅 海南サクアス|家族にやさしい癒し空間&感動のご当地ソフト
大阪を出て和歌山に入り、最初に立ち寄ったのが「道の駅 海南サクアス」。ここは家族連れに嬉しい施設設計が魅力で、キッズスペースや授乳室、ベビールームなどが完備されています。屋外には芝生広場や遊具もあり、ちょっとしたテーマパークのような印象を受けました。

そしてここで出会ったのが、和歌山名物・みかんソフトクリーム!これが予想を超える美味しさで、濃厚なみかんの風味がありつつ後味はすっきり。甘さと酸味のバランスが絶妙で、ソフトクリーム好きなら絶対に外せない一品です。
このあとに立ち寄る「四季の郷公園」でも同じソフトが販売されていましたが、最初にここで出会えたことにちょっと感動。旅のテンションがさらに上がりました。
道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK|遊べて学べる!自然派道の駅
次に訪れたのは、「道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK」。和歌山市の山間に広がる約25ヘクタールの農業公園内にある、体験型の道の駅です。遊具広場や散策路、池などが整備されており、まるで自然公園に来たような雰囲気。

この道の駅の特徴は、単なる物販ではなく「食べる・育てる・学ぶ」をテーマにしていること。レストランやマルシェでは地元の旬の野菜やフルーツが並び、ここでも海南サクアスと同じみかんソフトが売られていました。2度目でもやっぱり美味しかったです。
広い敷地をのんびり歩きながらリフレッシュできる場所で、グループでも家族でも満喫できる道の駅でした。
道の駅 ねごろ歴史の丘|根来寺の歴史を感じる静かな道の駅
和歌山市から岩出市へと入り、「道の駅 ねごろ歴史の丘」に到着。ここは少し趣の異なる、歴史と文化がテーマの道の駅です。敷地内には「ねごろ歴史資料館」や観光案内所があり、根来寺ゆかりの貴重な文化財などを見ることができます。

農産物直売所もありますが、にぎやかな道の駅というよりは、どこか落ち着いた雰囲気。観光と学びを兼ねたスポットとしておすすめです。少し足を止めて、歴史に触れる時間を取るのも、スタンプラリーの良いアクセントになります。
道の駅 根来さくらの里|地元の野菜とあたたかさに触れる直売所
「ねごろ歴史の丘」からほど近い場所にあるのが「道の駅 根来さくらの里」。こちらは地元の農家さんが手がける直売所スタイルの道の駅で、季節の野菜や果物、加工品がずらりと並んでいます。

観光色は控えめですが、その分地域に根差した“暮らしの市場”のような温かさを感じます。贈答用のフルーツやお米も販売されており、お土産にもぴったり。建物の裏手には休憩所もあり、ちょっとした休憩にも最適です。
このあたりから少し山道のドライブが増えてくるので、しっかり栄養補給しておくのがおすすめです。
道の駅 かつらぎ西(上り)|ドライブの休憩に最適な高速道の駅
次に立ち寄ったのは、京奈和自動車道の上り線PAにある「かつらぎ西(上り)」。道の駅とパーキングエリアが一体化した施設で、高速利用者にとってもありがたい立ち寄りスポットです。

店内では地元産の野菜やフルーツ、和歌山ラーメンや柿の葉寿司などのローカルグルメが充実。お土産物も豊富で、旅の途中でさっと買えるのが便利です。
施設の規模は大きくありませんが、清潔で動線も分かりやすく、ドライブ中の疲れを癒すには十分な設備。お手洗いも使いやすく、快適に過ごせました。
道の駅 柿の郷くどやま|真田幸村ゆかりの地と柿の魅力が凝縮
次に訪れたのは、「道の駅 柿の郷くどやま」。九度山町にあり、戦国武将・真田幸村ゆかりの地として有名なエリアです。敷地内には世界遺産情報センターや観光案内所があり、歴史好きにはたまらない道の駅です。

名前の通り「柿」がテーマになっており、柿のスイーツやドライフルーツ、柿酢などの加工品がずらり。ベーカリーカフェや休憩スペースもあり、旅の途中にしっかりくつろげます。
施設の周囲も整備されていて、ちょっとした散歩にもぴったり。観光・買い物・休憩が一体となった、バランスの良い道の駅でした。
道の駅 かつらぎ西(下り)|特産フルーツとローカルフードの宝庫
「かつらぎ西(上り)」に続いて立ち寄ったのが、反対車線側にある「かつらぎ西(下り)」。同じく京奈和自動車道のPAに位置していますが、上りと下りでメニューや売り場構成が異なるのが面白いところです。

こちらでは、和歌山の特産フルーツを使ったスイーツや、柿の葉寿司、お惣菜などが中心。売店の規模はややコンパクトながら、厳選されたローカル商品が並んでいて、ついつい手が伸びてしまいます。
駐車場からは周囲の山並みも見渡せ、短時間の立ち寄りでもしっかりリフレッシュできる道の駅でした。
道の駅 紀の川万葉の里|古代ロマンと自然が交差する癒しの場所
続いて訪れた「紀の川万葉の里」は、万葉集にも詠まれた紀の川を一望できるロケーションが特徴の道の駅。施設の背後にはゆったりとした川が流れ、山と空が広がるのどかな風景にしばし心が癒されました。

売店では、地元の野菜や果物、紀州南高梅などの加工品が販売されており、食堂では柿の葉寿司やうどんといった和歌山らしいメニューを味わえます。
時間が許せば、川沿いを少し散策するのもおすすめ。まさに、歴史と自然が交わる「万葉の里」という名にふさわしい道の駅でした。
道の駅 青洲の里|医学と文化が融合した知的好奇心をくすぐる道の駅
旅の終盤に訪れたのが、「青洲の里」。ここは日本で初めて全身麻酔による乳がん摘出手術を成功させた医師、華岡青洲の功績をたたえる記念館が併設された道の駅です。

館内には青洲が実際に使っていた道具や文献の展示があり、医学と歴史が融合した空間が広がります。道の駅としてはやや異色かもしれませんが、「学べる道の駅」として非常に価値あるスポットだと感じました。
敷地内には庭園や薬草園も整備されており、落ち着いた雰囲気の中で文化と自然をじっくり楽しむことができます。
道の駅 くしがきの里|山あいの静けさと柿の恵みに包まれる場所
今回の旅の締めくくりに訪れたのは、「道の駅 くしがきの里」。和歌山県の山間部、かつらぎ町にあるこの道の駅は、“日本一の柿の郷”として知られる地域に位置しています。

施設は木造の温もりを感じる造りで、売店では柿や干し柿、柿の加工品が豊富に揃っていました。カフェも併設されており、地元食材を使ったメニューが楽しめます。
山間にあるためか、訪れたときはとても静かで、まるで時間がゆっくり流れているような感覚に。自然の中で深呼吸をするような、癒しのラストスポットでした。
スタンプラリーの進捗と振り返り
今回の大阪・和歌山編で、スタンプ帳はさらに充実しました。特に和歌山は広くて駅数も多く、1日で10駅達成できたのはかなりの快挙!大阪もこれで10駅中9駅を制覇し、ゴールが見えてきました。
ここまでの進捗をまとめると以下の通りです:
スタンプラリー全体の詳細や楽しみ方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
シエンタの実力を再確認した一日
今回の走行距離は288km、平均燃費は25.4km/Lと、シエンタの燃費性能に改めて感動。山道から高速まで幅広く走りましたが、加速も静粛性も申し分なしでした。

荷室にはお土産をたっぷり積んでも余裕があり、後席の快適さや運転中の視界の広さなど、改めて「旅にぴったりな車」だと実感。道の駅巡りとの相性は抜群です。
次回予告|未開の奈良・滋賀へ?
スタンプラリーも後半戦に突入。まだ手つかずの奈良や滋賀エリアにも、そろそろ足を伸ばそうかと計画中です。道の駅で出会う地元の魅力は、本当に一期一会。これからもシエンタと一緒に、近畿の魅力を追いかけていきます!
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