最近では多くの自動車保険にロードサービスが付帯していますが、本当にそれだけで安心でしょうか？
筆者は以前からJAFに加入していますが、もしもの時に「入っていて本当によかった」と思える場面が何度もありました。
本記事では、JAFと保険のロードサービスの違いや、JAFの魅力・活用方法を実体験を交えてご紹介します。
愛車と自分自身をしっかり守るために、ぜひ最後までご覧ください。
保険のロードサービスだけで本当に安心？
最近は多くの自動車保険に「ロードサービス」が標準で付いています。たとえば、レッカー移動が〇kmまで無料だったり、ガス欠時に燃料を1回分届けてくれたりと、サービス内容を見る限りとても心強いものに思えますよね。
しかし実際には、「無料」の範囲が限られていたり、対応できる内容が一部に限られていたりと、いざという時に思ったより役に立たないケースも少なくありません。
例えば、レッカーの無料距離を少しでも超えると、数千円〜数万円の追加料金が発生することもあります。また、「ぬかるみからの脱出」「雪道でのスタック」などは対応外とされる保険会社も多く、バッテリー上がりも時間帯や場所によっては対応できないことも。
そうした“保険の穴”を補ってくれる存在こそが、JAFなのです。
JAFとは？ロードサービスのプロフェッショナル
JAF（日本自動車連盟）は、24時間365日、日本全国どこでも駆けつけてくれるロードサービスの専門機関です。会員になっておけば、あらゆるトラブルに対して迅速かつ確実に対応してくれます。
JAFが対応してくれる主なトラブル例
- バッテリー上がりの応急対応・ジャンピング
- キー閉じ込み（インロック）のドア解錠
- パンクの応急修理やスペアタイヤ交換
- ガス欠時の燃料給油（最大10Lまで）
- 雪道やぬかるみでのスタック救出
- タイヤチェーンの脱着補助
- 故障車のけん引（レッカー）
これらはすべて回数制限なし・追加料金なしで対応してもらえるため、万が一のときにも安心です。
気になる料金は以下の通りです：
- 個人会員：入会金 2,000円＋年会費 4,000円（合計 初年度 6,000円）
- 次年度以降は年会費 4,000円のみ
- 家族会員：年会費 2,000円（※本会員が必要）
※キャンペーン中は入会金割引やプレゼント特典がある場合もあるので、公式ページで確認してみてください。
JAFと保険のロードサービスの違いを比較
「保険にロードサービスがついているから、JAFには入らなくても大丈夫」──そう思っている方も多いのではないでしょうか？
しかし、実際には両者に大きな違いがあります。対応範囲や回数制限、サポートの柔軟性など、意外な差があるのです。
ここでは、自動車保険のロードサービスとJAFを具体的に比較してみましょう。
| 項目 | 自動車保険 | JAF |
|---|---|---|
| 利用回数 | 年1〜数回に制限あり | 制限なし |
| 対象 | 契約車両のみ | 会員本人に対応（他人の車でもOK） |
| 対応内容 | 限定的（内容により追加費用） | 多岐にわたり無料対応 |
| トラブル例 | レッカーやガス欠が中心 | 雪道スタックやぬかるみ脱出も対応 |
詳しくは、過去の記事「不要な保険の特約、見直してみませんか？」でも解説しています。
実際にJAFに入っていた理由と、使わなかったけれど安心できた体験
筆者は以前、カローラフィールダーに乗っていた頃からJAFに加入していました。ある日、車の調子が悪くなり、エンジンがかからないような症状が出ました。幸いその時はすぐ近くのオートバックスに駆け込めたため、JAFを呼ぶことはありませんでした。
ですが、もし道中で動かなくなっていたらどうだったでしょう？実はその当時の保険にはロードサービスが付いていなかったため、頼れるのはJAFしかありませんでした。「いざという時に備えていてよかった」と本気で思った出来事です。
JAF会員の特典はロードサービスだけじゃない
JAFの魅力は、実はロードサービスだけではありません。会員になることで、全国約47,000カ所以上の施設で優待が受けられるのも大きなメリットです。
たとえば、筆者は最近の道の駅巡りの中で、「海鮮せんべい但馬」という施設に立ち寄りました。お煎餅を購入する際にJAF会員証を提示したところ、なんと“小さなおまけ煎餅”をプレゼントしていただけたのです！
さらに、他の道の駅ではソフトクリームが50円引きになるなど、JAFの優待は思っている以上に多くの場所で活用できます。
ちなみに、会員証はスマホのJAF公式アプリでもOKです。アプリをインストールしておけば、財布にカードを入れ忘れていても安心ですね。
具体的には以下のような特典があります：
- 飲食店での割引（ファミレス・ラーメン店など）
- 道の駅や観光施設でのおまけ・割引
- ガソリンスタンドでの値引き
- レンタカーや宿泊施設での特別価格
- 温泉・スーパー銭湯などの入浴料割引
「JAF優待施設検索」やアプリで簡単に検索できるので、旅行やお出かけ前にチェックしておくのがおすすめです。
JAFと保険の“W備え”が最強の理由
自動車保険のロードサービスは便利ですが、その内容は保険会社や契約プランによって大きく異なります。たとえば、「レッカー無料は〇kmまで」「対応は1年に1回まで」などの制限が設けられている場合も少なくありません。
また、対応範囲にも違いがあります。保険会社によっては以下のようなケースが対象外となることもあります：
- ぬかるみや雪道でのスタックからの救出
- タイヤチェーンの装着・取り外し
- 鍵の閉じ込み（インロック）
- キャンピングカーや改造車などの対応
こうした「保険では対応できないけれど、JAFならOK」というケースが意外と多く、実際にトラブルに見舞われたときに差が出てきます。
JAFは契約している車両に限定されないため、会員本人であればレンタカーや友人の車でもサービスを受けることができます。さらに、保険サービスが営業時間外で対応不可でも、JAFは24時間365日対応
保険の内容については、以下の記事も参考になります：
このように、JAFと保険のダブル備えをしておくことで、「どちらも対象外だった…」という最悪の事態を防ぐことができます。
【PR】JAFの入会はネットから簡単！今ならお得な特典も
JAFの入会手続きはとても簡単で、スマホやパソコンから3分程度で完了します。年会費も月換算で約333円とお手頃で、1回でも使えば元が取れるコスパの良さが魅力です。
「バッテリー上がり」「パンク」「鍵の閉じ込み」など、誰にでも起こり得るトラブルに備えて、今のうちに備えておきましょう。
さらに、時期によっては入会キャンペーンや特典が用意されていることもあるので、ぜひ公式ページをチェックしてみてください。
まとめ｜保険だけじゃ不安…備えておいて損なしのJAF
自動車保険にロードサービスが付いているとはいえ、その内容は保険会社によってさまざまで、トラブルによっては「対応不可」「有料になる」ケースもあります。
実際、筆者も以前は「保険だけで大丈夫だろう」と思っていたのですが、いざという時に頼れるのはJAFでした。使わなかったとしても「入っていてよかった」と思える安心感が、JAFには確かにあります。
さらに、会員証ひとつで全国の道の駅や飲食店、レジャー施設などでさまざまな優待が受けられるのも、大きな魅力。車に乗る人なら、日常の中で自然と元が取れてしまうサービスと言っても過言ではありません。
「もしも」の備えとして、そして日常をちょっとお得にするために──この機会にJAFへの入会を検討してみてはいかがでしょうか。
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