突然の別れ。愛車フィールダーが迎えた終わりの時
「まさか、こんな形でお別れになるなんて…」
2016年、当時中古車サイトで見つけた走行距離4万kmのカローラフィールダー。コンパクトで運転しやすく、荷物もたくさん積める。まさに「これだ!」と思って即決した1台でした。
あれから約9年。走行距離は14万kmを超えましたが、大きな故障もなくずっと乗り続けてきました。実は4ヶ月前にも車検を通したばかりで、「次の車検が来る2年後までには、そろそろ買い替えようかな…」と漠然と考えていたところだったんです。
でも、それよりもずっと早く、“その時”は突然やってきました。
異音、異臭、そして警告灯。フィーリングで感じた違和感
2月のある朝、いつものようにエンジンをかけたときのこと。車内に響く「ジャラジャラ…」という微かな異音。まるで冷却水がどこかを循環するような音で、最初は「寒いからかな?」とあまり気にしていませんでした。
でも数日後、車に乗り込んだ瞬間に、鼻をつく異臭が。ツンとした、どこかイカのようなにおい…。家族にも「この車、なんか臭くない?」と言われて初めて、「これは普通じゃない」と思うようになりました。
この時点ではまだ「エアコンのフィルターかな?」程度の予想だったのですが、実際はもっと大きな問題が潜んでいました。
「冷却水異常」…そしてまさかのエンジン載せ替え宣告
不安が的中したのは、高速道路を走っていたときです。突然「冷却水異常」の警告ランプが点灯。焦って近くのサービスエリアに入り、ガソリンスタンドで点検してもらいましたが、冷却水の量はしっかり入っていて異常なし。
それでも再び走り出すと、またも警告灯が点灯。これはおかしいと思い、最寄りのインターで降りて近くの整備工場へ駆け込みました。
「おそらくサーモスタットかもしれませんね」と言われて部品を交換してもらいましたが、症状は変わらず…。
そして再検査の結果、整備士さんから出た一言が衝撃でした。「ハイブリッドエンジンの載せ替えが必要になるかもしれません」
費用を聞いてさらにびっくり。おおよそ100万円。中古で買ったフィールダーにそこまでかけるか…。悩むまでもなく、心が折れました。
フィールダーは壊れやすいのか?体験してわかったこと
この経験から、私も一度「フィールダー 壊れやすい」と検索したことがあります。実際、ネット上には同じように冷却水トラブルや警告灯の話が出ていたりします。
でも正直に言えば、フィールダーはとてもタフな車です。トヨタの中でも信頼性の高いモデルで、20万km以上乗る人もいます。
ただ、10万kmを超えてくると、冷却系・電装系・ハイブリッドシステムの部品に劣化が出てくるのは自然なことで、それはフィールダーに限った話ではないと思います。
私のケースも、9年目で14万km。十分すぎるほど頑張ってくれた結果なのかもしれません。
修理か?売却か?迷ったときに救ってくれた無料査定
とはいえ、愛着ある車を手放すのはやっぱり辛いもの。しかも車検を通してまだ4ヶ月しか経っていない。「本当に今、手放して後悔しないか?」という不安もありました。
そんなときに試したのが、無料の相談・査定サービス。正直、動かない車が売れるとは思っていませんでした。
ところが…予想を覆す結果に。エンジンがダメでも、パーツ取りの需要があるとのことで、なんと「14万円」で買い取ってもらえたんです。
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シエンタハイブリッドへ。乗り換えて感じた変化
突然車がなくなった生活は想像以上に不便でした。通勤や子どもの送り迎え、買い物など、毎日の行動が一気に制限されてしまって。
そんな中、偶然出会ったのが、状態の良い中古のシエンタハイブリッド(Zグレード)。一目見て「これに乗ろう」と決めました。
フィールダーよりも車高が高く、見晴らしが良い。燃費も申し分なく、家族も「広くて快適」と喜んでいます。
まとめ:予期せぬ故障でも焦らないために
「あと2年は乗れる」と信じていた愛車との突然の別れ。悔しさもありましたが、それ以上に「備えていてよかった」と思えたこともあります。
たとえ故障して動かなくなっても、車には“価値”がある。それを教えてくれたのが、無料の査定サービスでした。
もし今、あなたが「修理するか」「乗り換えるか」で迷っているなら、まずは第三者のプロに相談してみることをおすすめします。
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