自動車保険でよくある「補償の落とし穴」初心者が見落としがちなポイントとは?

保険・維持費

「自動車保険ってよくわからないけど、とりあえず安いやつに入った」──そんな方も多いのではないでしょうか?
でもちょっと待ってください。保険は“いざという時のための備え”。

安さだけで選んでしまうと、事故の時に「保険が出なかった」「想像より自己負担が大きかった」と後悔するケースも実際にあるんです。

この記事では、特に初心者が見落としやすい「補償内容の落とし穴」を5つピックアップして紹介します。
補償の中身をきちんと知ることで、あなた自身や家族のリスクを本当の意味で守れる保険選びができるようになります。

これから保険を見直す方、ネット型保険に切り替えようと思っている方は、ぜひ読んでみてくださいね。

1. 対物賠償「無制限」って本当に無制限?

「対物賠償」は、相手の車やモノ(建物・店舗など)を壊してしまったときに補償される保険です。

「対物賠償は無制限にしとけば安心でしょ」と思っていませんか?…
たしかに今のネット型保険では“無制限”が当たり前のように見えますが、実は保険会社によっては初期設定が「1億円」などに制限されている場合もあるんです。

しかも、確認せずにそのまま契約してしまう人も多く、いざという時に補償が足りないなんてことに。

たとえば高級外車に追突して修理費が3,000万円、さらに看板や建物を壊してしまった場合…対物の支払いは軽く1億円を超えることもあります。

保険料を下げるために補償を削られていないか? 無制限になっているか?
この基本中の基本、まず見直してみてください。

▶︎ 実際に保険を使って感じたポイントはこちらも参考にどうぞ。

2. 人身傷害保険、金額だけ見てない?

人身傷害保険は、事故で自分や同乗者がケガをしたときの治療費・休業補償・後遺障害などを補償する保険です。

「人身傷害保険はとりあえず3000万円でしょ」──そう決めつけていませんか?
確かにネット保険の見積もりでも、最初から3000万円が設定されているケースが多いです。でも、それで本当に足りるのかは、人それぞれ。

たとえば、事故で長期入院になったり、後遺障害が残ってしまった場合…
その後の治療費や生活補償、仕事を休んだ期間の収入減など、想像以上に費用がかかることもあります。

さらに見落としがちなのが「同乗者」や「家族」が対象になるかどうか。
人身傷害保険の適用範囲や、事故状況ごとの補償対象は保険会社によって微妙に異なります。

金額だけでなく、誰が、どんなときに、どう補償されるのかまでチェックしておくことが大切です。

▶︎ 初心者向けの自動車保険ガイドでも詳しく紹介しています。

3. 弁護士特約つけてない人、要注意!

弁護士費用特約は、事故の際に相手との交渉や訴訟を弁護士に依頼するための費用を補償してくれる特約です。

「自分が悪くなければ保険会社が何とかしてくれる」──そう思っていませんか?
実は相手に過失がある“もらい事故”では、保険会社は代理交渉できないというルールがあります。

たとえば、信号待ちで追突されたような100:0の事故でも、相手の保険会社と直接やりとりしないといけません。
そのとき、弁護士特約がついていないと、自分で交渉するしかなく、トラブルやストレスの元になることも。

弁護士特約は年間わずか数千円でつけられる上、自分や家族が歩行中や自転車中の事故にも適用される保険会社もあります。

「事故が起きたときに1人で戦わないための備え」──それが弁護士特約です。見落とされがちですが、初心者こそ必須のオプションと言えるでしょう。

4. 車両保険、付ける・付けないだけじゃない

車両保険は、自損事故・自然災害・盗難などで自分の車に損害が出たときに修理費などを補償する保険です。

「車両保険は高いから外す」「新車のうちは念のためつけとく」──そうやって判断している方、多いと思います。

でも車両保険は、“付ける or 付けない”だけでなく、内容も重要です。
特にチェックしておきたいのが「免責金額(自己負担)」と「補償の範囲」。

たとえば「車対車限定」のプランでは、電柱にぶつかった単独事故や、台風・洪水などの自然災害では保険金が出ないこともあります。
また、免責5万+10万円など設定されていると、事故を起こしても最初の5〜10万円は自腹になるケースも。

車両保険をつけるなら「一般型」にしておくかどうか、自分の運転スタイルとリスクを踏まえて選ぶことが大切です。

5. ネット保険の“最安見積もり”に注意

最近はネットで簡単に見積もりが取れるようになりました。
でも、「月々この価格でOK!」と表示される金額は、補償内容が最小限に削られているケースがほとんどです。

対物が無制限じゃなかったり、弁護士特約や人身傷害が付いていなかったり…。
補償をフルで付けたときの見積もりと比べると、印象が大きく変わることも少なくありません。

「とにかく安く!」ではなく、“必要な補償がちゃんと付いているか”を前提に見積もるのが本来の保険の選び方です。

▶︎ 保険スクエアbang!/自動車保険無料の自動車保険一括見積もりサービス を使えば、複数社を補償内容込みで比較できます。

5. ネット保険の“最安見積もり”に注意

最近はネットで簡単に見積もりが取れるようになりました。
でも、「月々この価格でOK!」と表示される金額は、補償内容が最小限に削られているケースがほとんどです。

対物が無制限じゃなかったり、弁護士特約や人身傷害が付いていなかったり…。
補償をフルで付けたときの見積もりと比べると、印象が大きく変わることも少なくありません。

「とにかく安く!」ではなく、“必要な補償がちゃんと付いているか”を前提に見積もるのが本来の保険の選び方です。

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