【初心者向け】車の点検ってどこまで自分でできるの?DIYメンテのすすめ

初心者向けカーライフ

車の点検って、実は初心者でもできることが意外と多いんです。

車に乗り始めたばかりの頃は、「点検やメンテナンスって、全部プロに任せるもの」と思っていました。
でも実際にシエンタに乗り始めてから、自分でできることって案外あるんだなと気づくように。

例えば僕はこれまでに、ウォッシャー液の補充とタイヤの空気圧チェックくらいしかやったことがありません。
それでも「自分でちょっとだけでも点検できた」という感覚は、不思議と車への愛着につながっている気がします。

今回は、初心者でも無理なくできる「DIYメンテナンス」をテーマに、
どこまで自分でできるのか、何に気をつければいいのかを体験ベースでまとめてみました。

ワイパーゴムの交換頻度や、バッテリーの目視チェックなど、「やっていいこと」「やめておくべきこと」も整理して紹介します。
これから車に長く乗っていくための、気軽な一歩として参考にしてもらえたら嬉しいです。

点検って全部プロ任せ?実は“見るだけ”でもできることが多い

車の点検と聞くと「ディーラーで見てもらう」「車検のときに全部やってもらう」といった“おまかせ”のイメージがあるかもしれません。
もちろんエンジンや電装系など、専門知識が必要な部分はプロに任せるべきですが、実は初心者でも目で見て確認できる部分は意外と多いんです。

たとえばタイヤの空気圧。これはガソリンスタンドに行けば空気圧計が使えますし、ウォッシャー液の補充もボンネットを開けて注ぐだけ。
僕自身、最初はおっかなびっくりでしたが、一度やってみると「あ、意外と簡単なんだな」と感じました。

そして、何より大事なのは「自分で見る習慣」
週末の洗車ついでにタイヤを覗いてみる。ワイパーを上げてゴムを見てみる。
そんな小さな行動だけでも、不調や劣化に早く気づけるきっかけになります。

次のパートでは、初心者でもできる点検項目を一つずつご紹介していきます。

初心者でもできる!自分でチェックしたい車の点検項目

ここからは、実際に僕がやってみたものを含めて、初心者でも無理なくできる7つの点検項目を紹介します。
どれも特別な工具は不要で、“見て・触って・補充する”だけの簡単なものばかりです。

① タイヤの空気圧チェック

ガソリンスタンドに設置されている空気圧計で、指定された空気圧(運転席ドア内に記載)まで調整します。
僕もこれは定期的にチェックしていて、走り心地や燃費にも影響する重要なポイントだと実感しています。

② ウォッシャー液の補充

冬場や花粉の時期に意外と減るのがこれ。
ボンネットを開けてキャップを外し、市販のウォッシャー液を注ぐだけなので、初めてでもすぐにできます。僕も初DIYはこれでした。

③ ワイパーゴムの状態確認

ゴムに切れや裂けがないか、変形していないかを目視で確認します。
一般的に1年に1回の交換が目安ですが、ビビリ音や拭き残しが出てきたらサイン
交換は簡単にできるとはいえ、サイズ選びなどは少し調べてからの方が安心です。

④ ライト・ウインカーの点灯チェック

エンジンをかけた状態で、ヘッドライト・ブレーキランプ・ウインカーが点灯しているかを確認。
夜に壁やシャッターを使えば、一人でもある程度確認できます。

⑤ バッテリー端子の目視確認

ボンネットを開けて、バッテリーの端子が白く粉をふいていないか腐食や液漏れがないかをチェック。
異常があれば自分では触らず、すぐに業者に相談を。

⑥ タイヤの溝・ひび割れ確認

タイヤの側面やトレッド(接地面)を見て、ひび割れや極端な摩耗がないか確認。
溝が1.6mm以下になると車検にも通らないので、定期的なチェックをおすすめします。

⑦ ボディの傷・サビ・塗装はげ

洗車時に気づくことが多いですが、早期発見できれば修復費用も安く済みます
特にドア下・リアハッチ・ワイパー付近などは汚れが溜まりやすいので要注意です。

次は、「便利だけど“やりすぎ注意”なDIY項目」についても触れていきます。

やりすぎ注意!ここはプロに任せたほうが安心な点検項目

「DIYで点検・整備って楽しそう!」と思っても、無理して手を出すと危険な作業もあります。
以下のような項目は、迷わずプロに任せるのが安心です。

● ブレーキ関連(パッド・フルード)

ブレーキは命に関わる重要パーツ。異音がしたり、踏みごたえに違和感がある場合は、すぐに整備工場やディーラーへ

● エンジン内部・電装系の修理

バッテリーの交換程度ならDIYできることもありますが、誤接続やショートのリスクも高いため、初心者は基本触らない方が◎です。

● タイヤ交換・バランス調整

タイヤの空気圧や摩耗の確認はDIYでOKですが、交換や履き替えは専用機器が必要
詳しくはシエンタのタイヤ選びガイドもあわせてどうぞ。

● 車検や定期点検の総点検

日常点検と違い、車検は法律で定められた整備項目があります。
こちらの記事で費用の目安も紹介しているので、気になる方はぜひ。

● 非常時の備えは“点検というより習慣”が大事

万が一のトラブルに備えた備品チェックも大切です。
非常用グッズの収納方法や、実際に積んでいるグッズの紹介もしていますので、参考にどうぞ。

無理せず、できることを見極める。それがDIY点検を長く安全に続けるコツだと思います。

まとめ:DIY点検で“車に触れる習慣”ができると、もっと愛着が湧く

今回ご紹介した点検内容は、どれも初心者でも無理なくできる範囲のものばかり。
実際に僕自身、ウォッシャー液の補充やタイヤの空気圧チェックを通して、「あ、車ってこうやって管理していくんだな」と実感できるようになりました。

もちろん、ブレーキや電装系など、プロに任せるべき箇所もあります。
でも、見る・気づく・意識するだけでも、車との距離がぐっと近づくのを感じます。

洗車のついでにワイパーを見たり、出発前にライトを確認したり。
そんな小さな習慣が、安心と安全につながるとしたら、やって損はありませんよね。

車検や整備の費用感が気になる方は、こちらの記事もぜひ参考にどうぞ。

この記事が「ちょっとだけ車を見てみようかな」というきっかけになれば嬉しいです!

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