【本音レビュー】シエンタZのクルーズコントロールは使える?高速・渋滞・街乗りで試した感想まとめ【2025年版】

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カテゴリ:シエンタZレビュー|更新日:2025.05.13

シエンタZグレードに標準搭載されている「全車速追従型クルーズコントロール(ACC)」。

購入前は「本当に使うのかな?」と半信半疑でしたが、実際に使ってみると高速道路や渋滞時に大活躍。この記事では、筆者がシエンタZで実際に体験したクルコン使用感と、メリット・注意点を本音でレビューします。

シエンタのクルーズコントロールはどのグレードに搭載?

クルーズコントロール(全車速追従型ACC)は、シエンタのZグレードに標準搭載。XやGグレードには付いていないので、購入時にはグレード選びが重要です。

「高速道路をよく使う人」や「渋滞での疲労を軽減したい人」には、Zグレードの選択は特におすすめです。

【体験談】高速道路で80km設定→めちゃくちゃ楽だった!

先日、高速道路を走行中にクルーズコントロールで速度を80kmに設定して運転してみました。

アクセルに足を置かなくていいだけで、驚くほど楽!特に私は長時間運転すると足首が痛くなるタイプなので、足を浮かせておけるのは本当にありがたかったです。

交通量が少ない時間帯や、広くて直線の多い高速道路では積極的に使いたい便利機能だと感じました。

「ハンドル持ってください」警告が地味にストレス

ハンドルをちゃんと握っていたにもかかわらず、「ハンドルを持ってください」の警告が何度か出たのはちょっとしたストレスでした。

どうやらハンドルにかかるトルク(力)が弱いと検知されないようで、軽く握っているだけではダメなこともあるようです。

安全のためとはいえ、静かな車内で突然アラート音が鳴るとビックリしますし、もう少し優しく通知してほしいと感じました。

渋滞時にもACCは便利!でも再発進操作に注意

シエンタZのクルコンは全車速対応なので、0km/hから作動し、先行車が止まればこちらも停止、走り出せば自動で再発進してくれます。

ただし、停止状態が2秒を超えると、自動では再発進しません。このときは、アクセルを軽く踏むか、再開スイッチ(RES)を押す必要があります。

知らずにいると「なんで進まないの?」と戸惑うかもしれないので、慣れるまでは注意が必要です。

一般道では逆に疲れることも

クルーズコントロールは万能ではありません。街中では信号や歩行者、自転車などが多く、細かい減速・停止が必要になるため、むしろブレーキ操作が増えて疲れると感じることもありました。

私の感想としては、「一般道ではあまり使うことはないな」というのが正直なところです。


クルーズコントロールの設定方法と基本操作|初心者でもすぐ使えます

ここからは、初めてシエンタZに乗る方にもわかりやすいように、クルーズコントロールの設定方法・使い方を詳しく解説します。

① クルーズコントロールの起動(スタンバイ)

まずはステアリング右側にある「CRUISE」ボタンを押します。すると、メーター内に白いスピードメーターアイコンが表示されて、クルコンがスタンバイ状態になります。

② 速度をセットする(SET)

アクセルを踏んで希望の速度まで加速し、その状態で「SET」ボタンを押すとクルコンが作動。設定した速度で自動走行を開始します。アクセルを離しても、車が一定の速度を維持してくれます。

③ 車間距離の調整(3段階)

前方に車がいる場合は、追従モードになります。
「車間距離調整ボタン」を押すことで、遠・中・近の3段階で車間距離を設定可能。
ゆったり走りたい方は「遠」、流れに乗りたい方は「中」や「近」がおすすめです。

④ 加速・減速もスイッチで可能

「RES(+)」で速度アップ、「SET(−)」で速度ダウンができます。アクセルに触れずに操作できるので、手元だけで微調整できるのが便利です。

⑤ クルコンの一時解除と再開

ブレーキやクラッチ操作で一時解除されます。再び同じ速度で走りたい場合は、「RES」ボタンを押せば再開できます。

⑥ 停止からの再発進は手動

渋滞などで完全停止した場合、2秒以内であれば自動再発進されます。
しかし2秒を超えると再発進は手動になります。
その際は「RES」ボタンを押すか、軽くアクセルを踏めばクルコンが復帰します。

⑦ 注意点:ハンドルはしっかり握る

手を添えているだけでは「ハンドルを持ってください」警告が表示されることがあります。
ハンドルにわずかでもトルク(力)を加えるように意識して持つのがポイントです。

操作に慣れるまでは少し戸惑うかもしれませんが、一度体感すると手放せなくなる快適さがあります。


まとめ|高速&渋滞には大活躍、街中は要注意

クルーズコントロールを実際に使って感じたのは、「長距離運転の疲労軽減」に効果抜群ということ。

「ハンドル警告」や「再発進操作」などの注意点はあるものの、渋滞・高速道路メインで運転する方にはかなりおすすめできます。

シエンタZの購入を検討している方は、ぜひこのクルコンの便利さも考慮してみてください。

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