近畿「道の駅」スタンプラリーもいよいよ第17弾に突入しました。
今回は、和歌山県の南部エリアに残っていた11駅を一気にめぐるロングドライブ旅。
天気にも恵まれ、青空のもとで海と山の景色を存分に楽しむことができました。
走行距離はなんと614km。
平均燃費は26.2km/Lと、シエンタの低燃費性能を改めて実感できる結果に。
長距離ながらも安定した走りで、紀伊半島の自然を満喫する最高の1日になりました。
今回は、那智勝浦・新宮・串本方面を中心に、瀞峡や橋杭岩といった絶景スポットにも立ち寄りながら、 グルメや特産品も堪能。特に、道の駅たいじで食べた「那智黒ソフト」や「鯨の竜田揚げ」は印象に残る一品でした。
それでは、和歌山の魅力あふれる道の駅を順にご紹介していきます。

① 道の駅 ふるさとセンター大塔|改装中でも旅の良いスタートに

今回の出発点は「道の駅 ふるさとセンター大塔」。
この日は改装中で館内利用はできませんでしたが、スタンプは屋外に設置されており無事に押印できました。
清流と山に囲まれた静かなロケーションで、熊野方面へ向かう前の休憩ポイントとして最適です。
- リニューアル後の再開が楽しみな拠点道の駅。
- 国道沿いでアクセス良好、熊野方面ドライブの起点にしやすい。
- この日は快晴。ここから南紀へ気持ちよく走り出しました。
地元食材を使った惣菜や加工品、季節の山の恵みなどの展開に期待。
営業再開のタイミングで改めて立ち寄りたい道の駅です。
② 道の駅 熊野古道中辺路|熊野の山々に抱かれた静かな古道の里

続いて訪れたのは「道の駅 熊野古道中辺路」。
熊野古道の拠点となる場所にあり、木のぬくもりを感じる建物と穏やかな空気が印象的な道の駅です。
館内には地元の特産品やお土産が並び、ハンドメイド雑貨や手作り味噌など温かみのある商品が多く見られました。
周辺には熊野古道の石畳や杉並木が残り、散策にも最適。
道の駅から古道の入口までも近く、観光拠点として立ち寄る人が多い人気スポットです。
古道を歩く人の休憩場所として親しまれ、観光案内所では周辺マップやおすすめルートも紹介。
スタッフの方がとても親切で、地元の見どころを丁寧に教えてくれました。
柚子を使った「ゆずポン酢」や「ゆずようかん」、山菜おこわなどが人気。
お土産には、古道をイメージしたお菓子「中辺路みちのかりんとう」もおすすめです。
③ 道の駅 奥熊野古道ほんぐう|熊野本宮大社に続く癒しの拠点

3つ目は「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」。
世界遺産・熊野本宮大社のすぐ近くにあり、参拝や観光の拠点として多くの人が立ち寄る人気の道の駅です。
館内には熊野の名産品やお土産が並び、古道歩きの休憩や食事にもぴったりの落ち着いた雰囲気でした。
特に印象的だったのは、木の香りに包まれた温かみのある建物。
観光案内所では古道や大社の情報が丁寧にまとめられており、初めて訪れる方にも安心のスポットです。
熊野本宮大社まで車で約5分とアクセス良好。
敷地内には足湯があり、ドライブの疲れを癒しながらのんびりと過ごせます。
周辺には「熊野川」や「湯の峰温泉」などもあり、観光ルートに組み込みやすい立地です。
「熊野もうで餅」や「めはり寿司」が人気。
地元柑橘を使ったジュースや、熊野古道をイメージした和菓子もお土産におすすめです。
④ 道の駅 瀞峡街道熊野川|熊野川の恵みと清流の癒しを感じる道の駅

4つ目に訪れたのは「道の駅 瀞峡街道熊野川」。
熊野川沿いに建ち、木の香りが漂う落ち着いた雰囲気の道の駅です。
地元の木工品や特産の柚子製品などが並び、川のせせらぎを聞きながらゆったりとした時間を過ごせます。
併設の観光案内所では、周辺の名所「瀞峡(どろきょう)」や熊野古道へのアクセス情報も充実。
ドライブ途中の休憩にもぴったりなロケーションでした。


・熊野川の流れを望むテラススペースがあり、自然の音を感じながらリラックス。
・地元の方手作りの工芸品が並び、お土産選びにも最適。
・観光案内では瀞峡の見どころや遊覧船情報も詳しく紹介されています。
柚子を使った「ゆずマーマレード」や「柚子ドリンク」が人気。
熊野川流域の自然を生かした木製クラフトや、地元で採れた蜂蜜などもおすすめです。
▶ 寄り道スポット:瀞峡(どろきょう)|エメラルドグリーンの水面が広がる絶景



「瀞峡街道熊野川」から車で10分ほどの場所にある名勝「瀞峡」。
吉野熊野国立公園内に位置し、深い峡谷とエメラルドグリーンの水面が織りなす神秘的な景観が魅力です。
晴天の日は水面が光を反射し、まるで絵画のような美しさを見せてくれます。


この日は観光大使として有名な猫「きなこ」ちゃんにも出会うことができました。
人懐っこい姿がとても可愛らしく、旅の疲れを癒してくれる存在です。
次回訪れる際は、ぜひ遊覧船に乗って瀞峡の奥まで巡ってみたいと思いました。
・透明度の高い川と奇岩のコントラストが絶景。
・猫の「きなこ」ちゃんが案内所に現れることもあり、出会えたらラッキーです。
⑤ 道の駅 おくとろ|山と川に囲まれた日本最南端の村の道の駅

次に訪れたのは「道の駅 おくとろ」。
ここは和歌山県北山村に位置し、全国で唯一「飛び地」にある自治体として知られています。
山と川に囲まれた静かな場所で、キャンプやカヌーを楽しむ人たちにも人気のスポットです。

物産館では北山村の特産であるじゃばらを使った商品が豊富に並びます。
この日は「じゃばらウォーター」を購入。ほどよい酸味と爽やかな香りで、ドライブの疲れをすっきり癒してくれました。
・「日本で唯一、飛び地の村」にある道の駅。
・周囲の山々と清流北山川が作り出す絶景が魅力。
・夏にはカヌー体験やキャンプ場利用で賑わいを見せます。
北山村特産の柑橘「じゃばら」商品が豊富。
おすすめは「じゃばらウォーター」「じゃばらポン酢」「じゃばら飴」など。
花粉の季節に人気の健康ドリンクとしてリピーターも多いです。
⑥ 道の駅 なち|那智の恵みと歴史を感じる駅

6つ目は「道の駅 なち」。
那智勝浦町にある駅で、JR那智駅と隣接しており、鉄道と車どちらでもアクセスしやすい立地です。
熊野那智大社や那智の滝へ向かう観光客の休憩スポットとしても知られています。
駅構内は清潔感があり、地元の特産品や海産物を扱うコーナーが充実。
観光案内所も併設されており、那智山周辺の見どころやアクセス情報も丁寧に紹介されています。
・JR那智駅と直結しており、電車旅の途中にも立ち寄りやすい。
・那智大社や那智の滝の観光拠点として便利。
・観光情報コーナーや休憩スペースが整っており、観光客にも人気です。
那智黒石をモチーフにしたお菓子や、地元の海産物加工品が並びます。
また、那智の水を使用した飲料やお土産も豊富にそろっています。
⑦ 道の駅 たいじ|捕鯨の町・太地町の歴史と味を楽しむ道の駅

7つ目に訪れたのは「道の駅 たいじ」。
捕鯨の町として知られる和歌山県太地町にあり、太地の文化と海の恵みを感じられる道の駅です。
周囲には「くじらの博物館」や観光船乗り場などもあり、観光スポットとしても人気のエリアです。


館内は清潔で広々としており、地元の海産物やお土産品が充実。
ここでは名物の那智黒ソフトクリームをいただきました。ほんのりとした黒飴風味で、暑い日にぴったりのさっぱりとした甘さです。
また、売店で販売されている鯨の竜田揚げと鯨コロッケも購入。どちらも旨味が凝縮されていて、ここでしか味わえない味わいでした。
・太地町の歴史や捕鯨文化に触れられる展示が充実。
・観光案内所では周辺の見どころや鯨に関する資料も紹介。
・テラス席からは穏やかな海を眺めながら休憩できます。
・那智黒ソフトクリーム(黒飴の風味とミルクのコクが絶妙)
・鯨の竜田揚げ、鯨コロッケ(太地名物の味)
・地元の加工品「くじらジャーキー」や「くじらカレー」もお土産に人気です。
⑧ 道の駅 虫喰岩|奇岩と柚子の香りに癒される道の駅

8つ目は「道の駅 虫喰岩(むしくいいわ)」。
国指定天然記念物にもなっている巨大な奇岩「虫喰岩」に隣接する道の駅で、自然の神秘と地元の温かさを感じられる場所です。
岩肌には大小さまざまな穴があり、まるで生き物が岩を食べたかのような不思議な形状が印象的でした。



売店では地元産の柚子を使った加工品が豊富にそろっており、ここでゆずかりんとうとチューチュー柚香ちゃんを購入。
どちらも柚子の爽やかな香りが広がり、暑い日のドライブ中にぴったりのさっぱりした味わいでした。
・虫喰岩までは徒歩ですぐ。自然の造形美を間近で感じられる絶景スポット。
・地元の方々による手作りお菓子や柚子製品が並び、地域の温もりを感じられます。
・駐車場からの景観も良く、ちょっとした休憩にも最適。
・ゆずかりんとう(ほどよい甘みと爽やかな香り)
・チューチュー柚香ちゃん(暑い日に飲むと格別)
・地元産の柚子ジュースやポン酢、柚子マーマレードも人気。
⑨ 道の駅 滝之拝太郎|清流が削り出した滝壺と奇岩の景勝地

9つ目は「道の駅 滝之拝太郎(たきのはい たろう)」。
熊野川の支流・古座川沿いにあり、自然が造り出した見事な景観を間近で楽しめる道の駅です。
すぐそばには、長い年月をかけて水流が岩を削り出した名勝「滝の拝」があり、透明度の高い水と円形の岩肌が織りなす光景は圧巻でした。
道の駅の建物は木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気で、地元野菜や特産品を販売する小さな直売所もあります。
静かな山あいにありながら、観光客が写真を撮りに訪れる人気スポットです。
・徒歩圏内にある「滝の拝」は必見。岩の丸い窪みが連なる景観はまさに自然の芸術。
・春や初夏は新緑、秋は紅葉が美しく、季節ごとに違う表情を楽しめます。
・近隣には古座川の名水を使った軽食コーナーもあります。
・地元で採れたゆずを使ったジュースや調味料。
・古座川の清流で育った川魚の加工品。
・「滝の拝せんべい」など、地名を冠したお土産も人気です。
⑩ 道の駅 一枚岩|圧巻の巨岩を望む絶景の休憩スポット

10駅目は「道の駅 一枚岩(いちまいいわ)」。
古座川沿いにそびえる巨大な一枚岩が目の前に広がる、迫力満点のロケーションにあります。
高さ100m、幅500mにも及ぶ岩壁は、まさに自然の芸術。晴天の青空に映える姿は息をのむ美しさでした。


敷地内にはカフェやお土産コーナーがあり、川のせせらぎを聞きながらゆったり過ごせます。
休憩だけでなく、写真撮影や川遊びを楽しむ家族連れにも人気のスポットです。
・一枚岩を目の前に眺めながら食事やカフェタイムを楽しめる。
・川辺には散歩道やベンチもあり、ゆっくりと自然を感じられる。
・ドライブ途中のリフレッシュにぴったりのロケーションです。
・地元産の柚子を使ったスイーツやドリンク。
・人気の「一枚岩カフェ」では、川を眺めながら楽しむジェラートが好評。
・古座川産の蜂蜜やゆず茶もお土産としておすすめです。
⑪ 道の駅 くしもと橋杭岩|和歌山ラストを飾る海辺の絶景スポット

今回の旅を締めくくったのは「道の駅 くしもと橋杭岩」。
国の天然記念物にも指定されている「橋杭岩」が目の前に広がる、和歌山を代表する景勝地です。
海の中に一直線に並ぶ奇岩群は、まるで大地の力をそのまま形にしたような迫力で、旅のラストにふさわしい感動的な景色でした。



この日は天候にも恵まれ、青い空と透明な海、そして岩々のコントラストが見事。
駐車場からすぐに景観が楽しめ、朝夕には太陽の光で海面が輝き、まるで絵画のような美しさに包まれます。
道の駅では地元の海産物やお土産が豊富にそろい、観光客で賑わっていました。
橋杭岩のビュースポットで旅の終わりをゆっくり味わいながら、達成感に浸るひとときとなりました。
・天然記念物「橋杭岩」を間近に望める絶好のロケーション。
・朝夕の光によって岩の表情が変わるため、時間帯を変えて訪れるのもおすすめ。
・隣接する展望デッキやフォトスポットからの眺めも圧巻です。
・地元産の干物や海産加工品が人気。
・橋杭岩をモチーフにしたお菓子やストラップなどのお土産も多数。
・カフェでは海を眺めながら味わうコーヒーやソフトクリームもおすすめです。
近畿「道の駅」スタンプラリー進捗状況(2025年11月現在)


| 都道府県 | 道の駅数 | 達成数 | 進捗率 |
|---|---|---|---|
| 福井県 | 21駅 | 21駅 | 100% |
| 京都府 | 18駅 | 18駅 | 100% |
| 滋賀県 | 20駅 | 20駅 | 100% |
| 大阪府 | 10駅 | 10駅 | 100% |
| 兵庫県 | 35駅 | 32駅 | 91.4% |
| 和歌山県 | 36駅 | 36駅 | 100% |
| 奈良県 | 17駅 | 17駅 | 100% |
🎉 今回のドライブで和歌山県を全駅制覇!
これで福井・京都・滋賀・大阪・奈良・和歌山の6府県がコンプリート達成となりました。
残すは兵庫県の淡路島エリアのみです。
まとめ|青空の下で走り切った紀伊半島の旅

今回の第17弾では、紀南エリアを中心に和歌山県のラスト11駅を走破。
瀞峡の絶景や橋杭岩の海景、そして道の駅ごとに出会えた人の温かさが印象に残る一日でした。
快晴のもと、シエンタの安定した走りで全行程を無事完走できたことが嬉しい限りです。
次回はいよいよ淡路島エリアをめぐり、近畿道の駅スタンプラリー全制覇を目指します!
ドライブや旅行を気軽に楽しむために
「自分も出かけてみたいな」と思った方へ。
宿を予約してのんびり旅行するのも良し、車を持っていない方はカーシェアを使って気軽にドライブするのもおすすめです。無理なく始められる方法で、ぜひ次のお休みに出かけてみてください。


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