朝の空気が少しひんやりと感じられるようになった秋のはじまり。
今回は、前回の兵庫編を終えてから少し時間をあけ、ついに福井県のラスト1駅へ向かいました。
北陸エリアの締めくくりということもあり、気持ちの中にも少し特別な緊張感がありました。
最初に立ち寄った三方五湖レインボーラインでは、湖と空の青が重なり合うような絶景。
お皿投げやお団子も楽しみつつ、自然の美しさに包まれた穏やかな時間を過ごしました。
この時点で福井県は無事に制覇。旅の地図にひと区切りがついた瞬間です。
そこから滋賀県へ入り、湖北の「マキノ追坂峠」や「塩津海道あぢかまの里」、
「伊吹の里」や「奥永源寺渓流の里」など、湖岸から山あいへと続くルートをゆっくりと巡りました。
それぞれの道の駅で出会った人やグルメ、季節の風景――どれも心に残るものばかり。
今回はそんな一日を、順に振り返っていきます。

三方五湖レインボーラインと道の駅「丹生ケ丘」|福井ラストの締めくくり
最初に訪れたのは、福井県若狭町にある三方五湖レインボーライン。
山頂から見下ろす五つの湖は青く輝き、まさに名前の通りの絶景スポットでした。
お皿投げやお団子などのちょっとした体験もでき、朝の爽やかな空気の中で気分もリフレッシュ。



続いて立ち寄ったのは道の駅 パークレイン丹生ケ丘。
国道27号沿いの緩やかな丘の上にあり、地元野菜や特産品が並ぶアットホームな雰囲気の駅です。
規模は大きくないものの、地元の方々の温かさが感じられ、旅の一区切りにふさわしい穏やかな時間を過ごせました。


地元のそば粉を使った手打ちそばが人気で、ドライブ途中の食事にもぴったり。
ほかにも地元産の野菜やお米、季節限定のお惣菜などが販売されています。
素朴ながらも地域の魅力が詰まった、心温まる道の駅です。
道の駅 マキノ追坂峠|名物「高島とんちゃん」といちじくソフト

福井県を走りきって滋賀県に入ると、最初に立ち寄ったのが道の駅 マキノ追坂峠。
国道161号沿い、琵琶湖の北端に位置する峠の休憩スポットで、ドライバーにも人気の道の駅です。
館内には地元の農産物や加工品、おみやげのほか、食事処やベーカリーコーナーも充実しています。


外はカリッと中はやわらかく、しっかりとした味噌の風味が食欲をそそります。
ほんのり甘辛い後味がクセになり、ドライブの途中にぴったりのご当地グルメでした。
そしてもうひとつ人気なのが、秋の味覚を感じられるいちじくソフト。
マキノ産いちじくの優しい甘みがふわっと広がり、唐揚げのあとにちょうど良いデザートタイムとなりました。
高島名物「高島とんちゃん」や、マキノ特産のいちじくスイーツが人気。
ほかにも地元のブランド米「マキノこしひかり」や新鮮野菜が並び、地域の味覚を存分に楽しめます。
道の駅 塩津海道あぢかまの里|湖北の歴史を感じる静かな里

マキノから琵琶湖の北岸を走り、続いて訪れたのは道の駅 塩津海道あぢかまの里。
館内では、湖北地域で採れた山菜や米、地元漁港の鮒寿司など、地域の特産が豊富に並びます。
小さな休憩スペースやおみやげコーナーも整っており、旅の合間にのんびり立ち寄れるスポットです。
名物は、地元の味を生かした鮒寿司や山菜の惣菜。
特に鮒寿司は滋賀県を代表する郷土食で、ここではお土産用の小分けパックも販売されています。
また、滋賀の地酒や味噌など、湖北らしい素朴な味が並ぶコーナーも人気です。
道の駅 湖北みずどりステーション|琵琶湖を望む癒しの水辺

次に立ち寄ったのは、琵琶湖の北端に位置する道の駅 湖北みずどりステーション。
この日は少し曇り空でしたが、湖面を渡る風が心地よく、旅の疲れを癒してくれるようでした。
道の駅の建物も開放的で、琵琶湖を眺めながら休憩できるカフェスペースが印象的。
鳥の観察が目的の方も多く、カメラを手にした人たちでにぎわっていました。
地元産のお米や米粉スイーツ、鮒寿司などが販売されています。
湖岸の自然をテーマにしたオリジナルグッズもあり、観光と癒しの両方を楽しめる道の駅です。
道の駅 浅井三姉妹の郷|戦国ロマン漂う歴史の里

湖北エリアを南下しながら次に訪れたのは、道の駅 浅井三姉妹の郷。
館内は広々としており、観光案内所や物産コーナーが充実。
地元産の野菜やおみやげのほか、浅井三姉妹をモチーフにしたグッズも販売されています。
館外にはフォトスポットもあり、歴史好きや観光客でにぎわっていました。
このあたりは琵琶湖の景観も美しく、ドライブ途中に立ち寄るにはちょうど良い立地。
歴史に興味がある方なら、一度は訪れたいスポットです。
地元野菜を使った惣菜や、浅井地域で作られる味噌・漬物・地酒などが人気。
また、浅井三姉妹をイメージしたスイーツや限定パッケージのお土産も販売されています。
道の駅 伊吹の里|濃厚ミルクソフトが絶品の山あいステーション

次に訪れたのは、伊吹山のふもとに位置する道の駅 伊吹の里。
ここでいただいたミルクソフトは、これまでの旅の中でも印象に残る味。
一口食べた瞬間にミルクの濃厚な甘みとコクが広がり、まるで牧場のしぼりたてのよう。
後味はすっきりとしていて、長距離ドライブの疲れも癒されるようでした。
伊吹山麓で採れる高原野菜や乳製品が人気。
ミルクソフトのほか、地元牛乳を使ったプリンやヨーグルトなども販売されています。
山あいならではの自然の恵みを感じられる、温かな雰囲気の道の駅です。
道の駅 せせらぎの里こうら|地元食材と焼きたてパンが人気

伊吹山を後にして次に訪れたのは、東近江市寄りにある道の駅 せせらぎの里こうら。
館内では地元農家が持ち寄る新鮮な野菜が並び、
休日には多くの家族連れでにぎわいます。
特に人気なのが、施設内にあるパン工房「こんがり屋」。
焼きたてパンの香ばしい香りが漂い、つい足を止めてしまいました。
人気の「こんがり食パン」や「カレーパン」のほか、
地元の食材を使ったお惣菜やお弁当が並びます。
また、地元産の米や野菜、加工品も豊富で、地域密着型の魅力ある道の駅です。
道の駅 あいとうマーガレットステーション|花と果実が彩るフォトジェニックな駅

せせらぎの里こうらからさらに南へ進み、次に立ち寄ったのは道の駅 あいとうマーガレットステーション。
館内には地元の農産物直売所のほか、「ラベンダー畑のジェラート」や季節のフルーツソフトなどが並び、
甘い香りに包まれた空間が広がっています。
この日はちょうど観光客も多く、家族連れやカップルでにぎわっていました。
あいとう地域で採れるブルーベリー・いちご・ラベンダーを使ったスイーツが人気。
「あいとう生まれのジェラート」や手作りジャムはお土産にもおすすめです。
花と果実があふれる、フォトジェニックな道の駅です。
道の駅 奥永源寺 渓流の里|清流と紅葉に包まれた癒しの終着点

今回の旅の最後に訪れたのは、東近江市の山あいに佇む道の駅 奥永源寺 渓流の里。
周囲を囲む山々は少しずつ色づきはじめ、秋の訪れを感じさせる穏やかな風景。
施設内では地元産の野菜やお米、ジビエ料理などが販売されており、
食堂では「いのししコロッケ」や「山菜そば」が人気メニューとして並びます。
清流の音を聞きながら、静かな時間をゆっくり味わえる癒しの空間。
今回の旅の締めくくりにふさわしい、心温まるひとときとなりました。
地元の山の幸を使ったジビエ料理や山菜加工品が豊富。
校舎を活かしたノスタルジックな雰囲気も人気で、
訪れる人の多くが「どこか懐かしい気持ちになる」と語る道の駅です。
近畿「道の駅」スタンプラリー進捗状況(2025年10月現在)


| 都道府県 | 道の駅数 | 達成数 | 進捗率 |
|---|---|---|---|
| 福井県 | 21駅 | 21駅 | 100.0% |
| 京都府 | 18駅 | 18駅 | 100.0% |
| 滋賀県 | 20駅 | 14駅 | 70.0% |
| 大阪府 | 10駅 | 10駅 | 100.0% |
| 兵庫県 | 35駅 | 31駅 | 88.6% |
| 和歌山県 | 36駅 | 26駅 | 72.2% |
| 奈良県 | 17駅 | 17駅 | 100.0% |
今回のドライブで福井県を全制覇、滋賀県は14駅まで到達しました。
進捗率は70%にアップし、いよいよ滋賀県のコンプリートも見えてきました。
次回は、残る湖東・南部方面を中心に回る予定です。
📍 走行距離:469km / 平均燃費:26.2km/L
福井県ついに制覇!滋賀も残り6駅、旅はもう少し続きます

今回の旅では、長く続いた北陸エリアをついに走りきり、福井県の全駅制覇を達成しました。
三方五湖の絶景から始まり、滋賀県の湖北〜湖東へと続くルートは、季節の移ろいを感じる最高のドライブコース。
湖や山に囲まれた風景の中で、どの駅も個性と温かさにあふれていました。
特に印象的だったのは、赤味噌の香ばしさがたまらない高島とんちゃんと、
伊吹の里で味わった濃厚ミルクソフト。
食を通じて地域の魅力を感じられるのも、スタンプラリーの楽しみのひとつです。
これで滋賀県は残り6駅。
近畿道の駅スタンプラリーもいよいよ終盤に入り、次回は完走に向けたラストスパート。
次の旅ではどんな出会いが待っているのか、また楽しみがひとつ増えました。
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