近畿「道の駅」スタンプラリー第12弾|和歌山の絶景とグルメ旅で心もお腹も大満足!

近畿「道の駅」スタンプラリーもいよいよ後半戦。今回は和歌山県を中心に、絶景・ご当地グルメ・自然とのふれあいをたっぷり楽しんできました!

道中では有名な「あら川の桃」をはじめ、練り物天ぷらや焼きとうもろこし、八朔ソフトに龍神しいたけバーガーなど、魅力いっぱいの味覚と出会いました。そして、寄り道で立ち寄った“ヤッホーポイント”では思わぬ体験も…!?

各地の道の駅をめぐって得た感動を、旅の記録としてひとつずつご紹介します。和歌山の自然と文化の豊かさを感じていただければ幸いです。

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和歌山の旅、まずは絶品フルーツからスタート!

今回の「近畿道の駅スタンプラリー第12弾」は、豊かな自然と美味しいグルメにあふれた和歌山県が舞台です。道の駅巡りが本格的に始まる前に、まず向かったのは地元で有名な桃の直売所、サンワピーチサービスさん

サンワピーチサービスさんのお店の恐竜

この日は朝から夏の陽気で、和歌山の山々と青空がまぶしく、まさに“桃日和”。到着すると、店先には見事に色づいたあら川の桃がずらりと並び、あたりには甘い香りがふわっと広がっていました。

今回は大玉の桃を6個入り2,300円で購入。すると店主さんが「ちょっと傷んでるから、よかったら1個おまけしておくね」と、嬉しいサプライズ!思わず「え、いいんですか?」と聞き返してしまいました。

その場で車の中が桃の香りで満たされるほどの甘さ…。あとでいただきましたが、果肉はジューシーでとろけるような口当たり。「やっぱり、あら川の桃は格別だな」と夫婦で大満足のスタートとなりました。

あら川のもも6個

道の駅① 明恵ふるさと館|練り物天ぷらと炭火焼き鳥が絶品!

明恵ふるさと館は、和歌山県有田郡有田川町に位置する、自然に囲まれた静かな道の駅です。地元農産物の直売や加工品が充実しており、特に魚のすり身を使った練り物天ぷらが人気。また、地元の食材を使った手作り惣菜も多く、知る人ぞ知るグルメスポットとなっています。

明恵ふるさと館の外観

私たちが訪れたときも、朝から地元の方々が新鮮野菜を買い求めており、地域に根付いた道の駅であることが伝わってきました。売店の奥には季節の総菜が並び、目移りしてしまうほど。

今回は、その中から天ぷら(枝豆・きんぴら・卵)と、外の屋台で焼かれていた炭火の塩焼き鳥(5本)を購入しました。

練り物の天ぷらと焼き鳥

天ぷらはどれもふわっとした食感で、枝豆は豆の風味がしっかり、きんぴらは甘辛い味が練り物と絶妙にマッチしていました。卵の天ぷらは中が半熟でとろりとしていて、家庭ではなかなか出せない一品です。

焼き鳥は炭火でじっくり焼かれているため、外は香ばしく中はジューシー。塩味が素材の旨みを引き立てていて、道中のおやつにぴったりでした。

明恵ふるさと館は、観光地というより「地元の生活に根ざした道の駅」。でもそこがまた良く、こういう場所でこそ“その土地の味”を感じられるなぁと改めて感じました。

道の駅② あらぎの里|棚田の絶景が広がる癒しの空間

道の駅 あらぎの里は、有田川町の山間部、世界農業遺産にも登録された「あらぎ島」の玄関口に位置する道の駅です。和歌山の自然と農業文化を肌で感じられる場所で、ドライブの途中に立ち寄るにはぴったりの癒しスポットです。

道の駅あらぎの里外観

駅舎はウッディな外観で、木のぬくもりが心地よく、地元のお米や加工品、お土産などが揃っています。また、隣接のカフェでは話題の「山椒ソフト」も販売されていましたが、今回はタイミングが合わず断念……次回はぜひ味わってみたいと思います。

道の駅では何も購入しなかったものの、ここから車ですぐの場所にあるあらぎ島へ足を運びました。

あらぎ島は、扇形に広がる美しい棚田が有名で、田植え後のこの季節は一面の緑が鮮やか!小高い展望所から見下ろすその風景は、まさに自然が描いたアートのようでした。

鳥のさえずりと風の音しか聞こえない静かな空間で、時間がゆっくり流れているような心地よさ。都会では味わえない贅沢な時間に、思わず深呼吸をしてしまいました。

あらぎ島

道の駅③ しみず|山あいに佇む静かな駅、アウトドア派におすすめ?

道の駅 しみずは、有田川町のさらに奥、山深い場所にあるこぢんまりとした道の駅です。キャンプ場「ふれあいの丘スポーツパーク」や川遊びスポットが近くにあり、アウトドアの拠点としても知られています。

到着したときはちょうどお昼前。周囲にはキャンプに訪れたと思われるファミリーの車が数台あり、山の緑と空の青さが広がる静かな空間でした。

駅舎の中はコンパクトで、商品も少なめ。お土産やお弁当などはあまり並んでおらず、「今日は営業控えめなのかな?」という印象でした。そのため、今回は特に購入はせず、雰囲気だけを楽しむことに。

とはいえ、この道の駅の魅力は「観光地感のない、自然の中の休憩所」としての心地よさ。キャンプ帰りの立ち寄り場所や、川遊びのあとに涼みに来るにはぴったりだと思いました。

次回は、近くのアウトドア施設や川沿いの景色もじっくり楽しんでみたいです。

シエンタの横向き

道の駅④ しらまの里|素朴なグルメに癒される、山あいの休憩スポット

道の駅 しらまの里は、田辺市の山間にある小さな道の駅で、山の空気と地元の味覚をゆったり楽しめる場所です。観光バスが立ち寄るような大きな駅ではありませんが、地元の方が丁寧に手作りした商品が並んでおり、どこか温かみを感じます。

道の駅しらまの里外観

訪れたのはちょうどお昼時。お腹も空いていたので、屋外で販売されていた焼きとうもろこしと、売店で見つけたチャーハンを購入しました。

焼きとうもろこしは、香ばしい焼き色とともに漂う甘い香りがたまらず、思わずひと口。まるで夏祭りの屋台で出会うような、甘くてジューシーなとうもろこしで、粒がぷりっとしていて食べ応え抜群。炭火で焼いているのか、香ばしさも相まって箸が止まりません。

焼きとうもろこし

チャーハンは冷めた状態での販売でしたが、これがまた美味しくて驚きました。ご飯にはしっかりと味が染み込んでおり、家庭で出てくるような優しい味わい。冷たくても美味しいというのは、それだけ味付けが絶妙なんだと思います。

観光地らしい派手さはないけれど、ふと立ち寄ってホッと一息つける――そんな「しらまの里」は、まさに田舎のおもてなしを感じられる場所でした。

道の駅⑤ SanPin中津|八朔ソフトとスイーツが絶品のグルメ天国

道の駅 SanPin中津は、日高川町に位置する中山間地域の拠点として親しまれている道の駅です。「SanPin(サンピン)」という名前は「産品=地元の産物」から名付けられており、その名の通り地元食材を活かした商品や飲食メニューが豊富に並んでいます。

道の駅SanPin中津の外観とシエンタ

到着したときはちょうど午後の暑さが増してきた時間帯。涼を求めて立ち寄った売店で見つけたのが、人気商品の八朔ソフトでした。

ひと口食べると、さっぱりとした柑橘の香りとほどよい酸味が口いっぱいに広がります。暑い日にぴったりの爽やかな味わいで、八朔の果肉感まで感じられるような、贅沢なソフトクリームでした。

八朔ソフトクリーム

他にも気になるグルメがたくさん!中でも名物のほろほろ鶏料理が人気らしく、特製カレーや唐揚げなど惹かれるメニューが多数。ただ、しらまの里でお腹が満たされていたこともあり、今回は断念…。次回来たときにはぜひ挑戦したいです。

その代わりに、目にとまったスイーツコーナーから、栗のロールケーキとチーズケーキのセットを購入。栗のロールは甘すぎず上品な味わいで、チーズケーキはしっとり濃厚。どちらも期待以上の美味しさでした。

栗のロールケーキとチーズケーキ

SanPin中津は、地元グルメとスイーツの宝庫。食べすぎ注意なスポットですが、立ち寄る価値ありの駅です。

道中の思いがけない発見!日本一のヤッホーポイントでやまびこ体験

SanPin中津を後にして次の道の駅へ向かう途中、ナビに「ヤッホーポイント」という気になる地名が表示されました。事前情報はなかったのですが、面白そうだったので急遽立ち寄ってみることに。

ヤッホーポイント入口

到着してみると、そこは山あいに設けられた小さな展望ポイント。なんとここは「日本一のヤッホーポイント」として知られており、山々に囲まれた地形を活かして、はっきりとやまびこ(エコー)が返ってくるという名所なんです。

さっそく展望スペースに立ち、声を張って「ヤッホーーー!」と叫んでみると…

「ヤッホーーー!」と、まるで誰かが返してくれたかのように、見事に声が山に響き返ってきました!思わず笑ってしまう楽しさで、子どもだけでなく大人もテンションが上がってしまうスポットです。

ヤッホーポイント

空気も澄んでいて、景色もとても綺麗。こんなふうに、道中の偶然の出会いが旅の思い出をより豊かにしてくれるんだなと実感しました。

道の駅⑥ 龍遊館|龍神しいたけバーガーが主役級のうまさ!

道の駅 龍遊館は、和歌山県田辺市龍神村にある山の中の道の駅。地元で採れた新鮮な野菜や名産の龍神しいたけを使った加工品が人気で、ドライブ旅の休憩にもぴったりの立ち寄りスポットです。

道の駅龍遊館の外観

この道の駅でのお目当ては、看板メニューの龍神しいたけバーガー。夕方に差しかかった時間だったため「晩ごはん代わりに…」と購入しました。

龍神しいたけバーガーが置いてある

まず目を引くのは、分厚い椎茸の存在感!肉厚でぷりぷりした食感に、ジューシーな旨みが詰まっていて、「本当に椎茸だけ!?」と驚くほど満足感のある味わいでした。甘辛いタレとの相性も抜群で、これは一度食べる価値ありです。

龍神しいたけバーガー

このバーガー以外にも「椎茸丼」なるメニューがあり、すごく気になったのですが、さすがにお腹いっぱいで今回は断念…。またこの地を訪れたときにはぜひリベンジしたいと思います。

山の静けさと、地元の特産を生かした個性的なグルメ。まさに“山のごちそう”を味わえる道の駅でした。

道の駅⑦ 龍神|山深い道中の静かな休憩ポイント

道の駅 龍神は、先ほどの龍遊館からほど近い場所にある、まさに“山の中”の静かな道の駅。温泉地「龍神温泉」へ向かう途中に位置しており、観光客だけでなく地元の方の立ち寄り場所としても親しまれています。

道の駅龍神の外観

施設はコンパクトながら、木造の落ち着いた雰囲気が漂い、山間ならではの澄んだ空気が心地よく感じられます。このときは特に目を引く商品や食べたいものには出会えず、何も購入はしませんでしたが、ほっと一息つける場所でした。

静けさと山の緑に包まれながら、気持ちをリセットできた、そんな道の駅でした。

道の駅⑧ ごまさんスカイタワー|天空のソフトクリームと絶景と

道の駅 ごまさんスカイタワーは、高野龍神スカイラインの標高1,280m地点に建つ、近畿地方で最も“天空に近い”道の駅です。名前の通り、スカイタワーからは360度のパノラマ絶景を楽しむことができ、ドライバーやライダーたちの憩いの場にもなっています。

道の駅ごまさんスカイタワーの外観

ここでのお目当ては、名物のごまごまソフト。今回はミックス味をチョイスしました。

ごまの香ばしさがしっかりと感じられ、甘さ控えめで上品な味わい。濃厚だけどくどくなく、山頂のひんやりした空気と相まって最高のデザートになりました。

ごまごまソフトミックス

その後、スカイタワーに登って周囲の景色を満喫。雲が近く感じるほどの高さで、空気も澄んでおり、思わず深呼吸したくなるような気持ち良さでした。

帰り道には、道路沿いに咲き誇る紫陽花の群れにも遭遇。青や紫に染まった花々が山の緑に映えて、本当に美しい景色でした。季節ごとの花を楽しめるのも、この道の駅の魅力かもしれません。

おわりに|今回の旅のまとめとスタンプラリー進捗状況

今回の和歌山遠征では、スタートからゴールまで434kmを走破し、運転時間は9時間17分、平均速度は46.7km/h。そして、驚くべきは平均燃費21.8km/Lという高効率!アップダウンのある山間ルートだったことを考えると、素晴らしい燃費でした。

走行距離と燃費のスクショ
Screenshot
今回の道の駅巡りのルート
Screenshot

そして今回、新たに8駅を追加で巡り、和歌山県内の道の駅達成数は10→18駅にアップ! 各地で絶景や地元の味覚にふれながら、道の駅ならではの魅力をしっかりと体験することができました。

📌近畿「道の駅」スタンプラリー 進捗状況(2025年7月現在)

都道府県道の駅数達成数進捗率
福井県21駅20駅95.2%
京都府18駅18駅100.0%
滋賀県20駅5駅25.0%
大阪府10駅10駅100.0%
兵庫県35駅25駅71.4%
和歌山県36駅18駅50.0%
奈良県17駅17駅100.0%

これで奈良・京都・大阪の3府県を完全制覇し、近畿全体のスタンプラリーも終盤に近づいてきました!

次回は和歌山県の沿岸部や、兵庫・滋賀の未踏駅を中心に巡る予定です。今後も引き続き、地域の魅力を発見しながら、全駅制覇を目指して走り続けたいと思います🚗💨

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